PowreLab Schoolのカリキュラムをご紹介します。
1年目
初級編では対話や発表の基礎とプログラムの基礎を学んでいく。そのために、対話・発表を各クラスごとに設け、対話すること・発表することに慣れてもらう。また、環境問題などに関しても取り上げ、これからの社会を生き抜くための基礎的な力を身につける。
月 | テーマ | 内容 |
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4月 | 対話とプレゼンテーション① | 対話をすることを学び、研究生同士で意見が言い合えるようにする。また、ある事柄に対して、自分の意見をもち、それを他人に伝えることができるようにする。 |
5月 | エネルギーと環境 | 電力と環境問題の関係や、将来のエネルギーについて学び、環境問題に対する意見を持ち、発表することで、環境に対する意識を高める。また、自身の生活と深く関わっている「電気」というものを学ぶことにより、身近なものに対する「問題」や「面白さ」を知ってもらう。考えるのでなく、実際に簡単な回路を組み、電気について知る。 |
6月-7月 | プログラミング入門 | プログラミングの考え方を知る。ここでは、Scratchを用いて直感的にプログラミングとはどういうものかを知ってもらう。また、このクラスを通して、ものを作るための工程表や作業日程などを意識するようにする。 |
8月-9月 | 対話とプレゼンテーション② | ここでは4月のクラスのステップアップを目的とする。一つの環境や社会の問題について、自分で調べ、それを調査し、解決方法を考える。ここでは、二ヶ月という長い期間を使って、他人の意見をきいて、自分の意見を修正していくということを学ぶ。 |
10月-12月 | プログラミング初級 | テキスト型プログラミングを学び、タイピングの速度をあげる。テキストコーディングならではの難しさや、プログラミングにおける基礎的な概念・考え方を身につける。(詳細未定) |
1月 | 世界経済と貧困問題 | 世界経済や世界金融について学ぶ。仮想通貨などについて学び、富の集中と分散について学び、それについて自分の考えや意見を持つことを目標にする。また、このクラスでは日本のみならず、世界に目を向けることの重要さを伝える(詳細未定) |
2月-3月 | YouTuberになろう | 1年間学んだことのまとめとして動画を作成する。動画の内容は学んだこと(環境や社会問題)などについて自分の意見をまとめ、それを動画の形で伝えることを目的とする。動画撮影にはスマートフォンを用いる。 |
2年目
ここでは対話・発表することはできていることが条件となる。また、プログラミングも本格的なコーディングを学ぶことで、ある程度のプログラムをかけるようにする。また、クラス1年ではテーマなどをこちらから与えていたが、クラス2年からは、テーマをなるべく与えず、研究生自身が考え、行動するようにする。
月 | テーマ | 内容 |
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4月-6月 | スマートフォンアプリ開発 | 私たちの生活に欠かせないスマートフォン。そのスマートフォンに搭載されているアプリを開発することで、より身近にプログラムを感じてもらう。また現代プログミングに欠かせないオブジェクト指向について学ぶ(詳細未定) |
7月-8月 | 身近にある社会問題 | クラス1年では身近な問題や世界問題を見てきたが、ここでは研究生が普段生活している中で感じている社会問題を発見し、それの解決法を考えてもらう。クラス1年との違いは、テーマを与えないということである。テーマを問わないことで研究生が普段から社会問題に目をつけられ、それを解決する能力を身につける。 |
9月-11月 | 3Dゲームを作る | アプリを開発することで、コーディングの基礎を掴んだ後に、3Dプログラミングを行う。これはゲームを作ることで、オブジェクト指向についてマスターし、今話題の3Dゲームについての知識を蓄える。またアプリと違い、数学的な思考・物理的な思考について学ぶ。 |
12月 | これからの社会 | 研究生達が生きていく、これからの社会について学び、どういう問題が起きるのか、それにはどう対処すればいいのかを考える。高度情報化社会やAI・ロボット時代の到来などについて考える |
1月-3月 | 環境問題とプログラミング | クラス2年の総括として、環境問題をテーマとしたプログラミング作品を作成してもらう。アプリやゲームなどといったプログラミング作品のジャンルは問わないが環境問題を軸としたゲームであることを前提とする。今ままで学んできた環境問題ということをプログラミングとしてどうアウトプットするかを考える。 |
3年目
クラス3年では今まで学んできたことを元に、環境問題や社会問題をいかに解決していくかを考え、実行または表現してもらう。基本的にこちらからは口出しをせず、工程確認や目標の設定などを手伝う。